Citations:料金

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Japanese citations of 料金

  • 1922, 有島武郎, 小作人への告別:
    単に利害勘定からいっても、私の父がこの土地に投入した資金と、その後の維持、改良、納税のために支払った金とを合算してみても、今日までの間毎年諸君から徴集していた小作料金に比べればまことにわずかなものです。
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  • 1927, 平林初之輔, 悪魔の聖壇:
    敷島を二つ落とせば三十六銭になるから、十五銭の料金を払っても結局二十一銭の儲けになるわけだ。
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  • 1931, 国枝史郎, 赤げっと 支那あちこち:
    僕達一行がこの都会へ着く少し前に、この都会の某という富豪がこの都会特産の悪漢団に白昼|攫われ、幾万円かの身料金を小切手で書かせられたということや、今度は、そういうことをされることによって有名になるので、いずれ他の売名的富豪が自分から悪漢団に頼み込んで攫って貰い、身料金を奪って貰うであろうということや、午前一時過ぎあたりに、土地不案内の者がうかうか俥に乗ろうものなら、五十パーセント迄暗い露路へ引き込まれて俥夫に金を強請られるであろうということや。
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  • 1933, 戸坂潤, 現代哲学講話:
    ――そして以上の点は、広告の大部分が、私人又は私団体によって広告料金を支払われたものであることに、対応しているのである。
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  • 1934, 島木健作, 鰊漁場:
    病気又は飲酒、その他の事故で休んだときには、その休日の給金を日割として給料金のうちから引去ること。
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  • 1935, 徳田秋声, 仮装人物:
    二人は何か引込みのつかないような気持で、酔興にもさらに料金を約束してタキシイを駆った。
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  • 1937, 泉鏡花, 雪柳:
    すたすたもので、あれから、柳原を両国まで、鉄道馬車で、あとはまた大|歩行きに歩行くつもりの、ところが、馬車を下りる時、料金を払おうとする、と、落したのか、すられたのか、煙草入がありません。
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  • 1941, 野上豊一郎, 吹雪のユンクフラウ:
    、恐らく世界一の高い料金だろうが、所がら比類のない難工事であったことと、設備の完全なことを考慮に入れれば、高いとはいえないのかも知れない。
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  • 1942, 織田作之助, 勧善懲悪:
    温泉場のことゆえ病人も多く、はやりそうな気配が見えたので、一回二十銭の料金を三十銭に値上げしたが、それでも結構患者が集まった。
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  • 1945, 海野十三, 地球発狂事件:
    どうしたわけだろうと訝りながら、そのときは深く気にも留めず、船長に料金を払った。
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  • 1947, 宮本百合子, 道標:
    しかしね、わたしはホテルの室代としてきまった料金を払っています、一〇パーセントのティップを加えて。
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  • 1948, 三好十郎, その人を知らず:
    ……これでも、とにかく、私は料金を払って……とにかく、ホテルなんだから、――それを、浮浪者あつかいにするというのは、この――(いっているのを私服Aがトラックに押しあげて、のせてしまう。
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  • 1950, 片山廣子, 花屋の窓:
    その時分のタクシイは一円五十銭ぐらゐの料金で、大森八景坂からそのフランス領事館の坂の上まで私たちをはこんでくれた。
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  • 1953, 小野佐世男, エキゾチックな港街:
    この街の人達も大いに良心的になり、めっぽう高い料金を取ったり、とほうもない価格をつけたり、暴利を注意しましてな、大いに土地の発展に力を入れたいと思っておるのですよ、今までは派遣軍はここで一休みをして英気を養い、戦場に送り込む方式になっていたし、又、戦地で戦った軍人達が一度このところで戦塵を洗い落して行くという、しごくよろしい方式になっておりましたが、米本国の婦人連盟などが、それは若い者にあまり利益にならず、かえって恐ろしきSASEBOKINという菌はこまる……。
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  • 1954, 坂口安吾, 人生案内:
    ようやく料金後払い、当分はタダで里子に預ってくれる家があったので、子供を預けて、またニコヨンになった。
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