Citations:生き抜く

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Japanese citations of 生き抜く

  • 1920, 宮本百合子, 概念と心其もの:
    人として更たまった、身も震うような新鮮な意気と熱情とを以て人として生き抜こう為に、箇性の命ずる方向に進展して行こうとする女性の希望と理想とは、真実に深く激しいものである。
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  • 1930, 宮本百合子, 子供・子供・子供のモスクワ:
    ……我々はこんなことも生き抜いて来たんです。
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  • 1937, 宮本百合子, ジャンの物語:
    自身の告白を、故国への誤った悪評の材料につかわれるような恥さらしをせずに、生き抜いて欲しいと思うのである。
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  • 1937, 久生十蘭, 魔都:
    どんな苦労をしても君と生き抜いて見たいと思うようになったんだ。
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  • 1940, 太宰治, 駈込み訴え:
    私は私の生き方を生き抜く
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  • 1940, 三好十郎, 浮標:
    現在生きて生きて生き抜いた者には神なんか要らない。
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  • 1940, 宮本百合子, 若い娘の倫理:
    それらの娘さんたちの若い想像力は、そうなったフランスにも自分たちのような娘がどっさりいて、彼女たちはどんな心持で自分たちの遭遇しなければならない歴史のめぐり合わせを生き抜こうとしているかというところ迄思いめぐらしているだろうか。
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  • 1943, 正岡容, 小説 圓朝:
    前座という脂っこい門のひらく日すらが、あの山越えて谷越えてのはるかのはるかの遠い末の日のことのよう心細くおもわれて何ともそれではつまらなかった、味気なかった、もひとつハッキリいわせて貰うならば、生き抜いていく甲斐がなかった、もう自分に。
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  • 1945, 宮本百合子, 新日本文学の端緒:
    私たち総てが、この数年来経つつある酸苦と犠牲とを、新しい歴史の展開の前夜に起った大なる破産として理解し、同時にそれは生き抜くに価する苦難として照し出してゆく力こそ、悲劇においてなお高貴であり、人間らしい慰めと励ましとにみちている文学精神の本質ではないだろうか。
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  • 1946, 加藤道夫, なよたけ:
    儂がいつ死んでも立派にひとりで生き抜いて行ける一人前の男になっていると思っている。
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  • 1947, 三好十郎, 廃墟(一幕):
    ……以前より良い時代が始まったという事を私たちが認めるならば、そこから生れて来るいろんな苦しい事もありのままに認めて、勇気を出して、生き抜いて行かなくちゃ。
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  • 1949, 三好十郎, 胎内:
    生き抜いて来たんだ。
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  • 1949, 永井隆, この子を残して:
    また実際の話が、妻にぽっくり先立たれ、二人の幼子をかかえ、敗戦後のすさまじい世相の中で、忙しい公職についたまま生き抜くことは並々ならず難しかった。
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  • 1951, 原民喜, 死について:
    死の季節を生き抜いて来た若い世代の真面目な作品がこの頃読めることも私にとつては大きな慰藉である。
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  • 1951, 宮本百合子, 貧しき人々の群:
    そして、私は自分の頭の乾からび鈍くなり、もうほんとうに生きている意味がなくなるまでは、どんなにしてでも生き抜こうと思って、思い定めているのである。
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