Citations:窘める

From Wiktionary, the free dictionary
Jump to navigation Jump to search

Japanese citations of 窘める

  • 1884, 福沢諭吉, 政事と教育と分離すべし:
    古来、暴君汚吏の悪政に窘められて人民手足を措くところなしなどと、その時にあたりては物論はなはだ喧しといえども、暴君去り汚吏除くときは、その余殃を長く社会にとどめることなし。
    (please add an English translation of this quotation)
  • 1897, 清水紫琴, したゆく水:
    窘めて腹が癒る事なら、なんぼなりとも、窘めなさんせ。
    (please add an English translation of this quotation)
  • 1901, 黒岩涙香, 幽霊塔:
    「私は、唯秀子を窘めると云う言葉が嬉しく、何分宜しく頼みますと答えました所、長三は私の手を引き壁の間から床の下へ降り、爾して穴倉の様な所へ私を入れて置いて、後ほど迎えに来るから夫まで静かに茲に居ろと云い、其の身は直ぐに立ち去りました、私は何処を何うすれば外へ出られるか少しも案内を知りませんから唯長三の言葉に従い彼の迎えに来るのを待って居る外はなかったのです。
    (please add an English translation of this quotation)
  • 1906, 幸田露伴, 学生時代:
    何様も十分調べて置いてシツッコク文字論をするので講者は大に窘められたのでしたが、余り窘められたのでやがて昂然として難者に対って、「僕は読書ただ其の大略を領すれば足りるので、句読訓詁の事などはどうでもよいと思って居る」など互に鎬を削ったものである。
    (please add an English translation of this quotation)
  • 1906, 田中正造, 土地兼併の罪惡:
    田の畔同樣の一の荒い浪が來れば倒れる、細い堤防が、之が河川法に觸れゝば指で筋を付けても河川法に觸れることになる、何か名を付けて窘める種を拵へて人民を責め付けて盡く買收に應じさせ、盡く一人も殘らず村を買收して仕舞ふまでは此堤防は何處迄も妨害すると云ふことを口で云つて居る、今日は餘程惡黨奴等が正直になつて皆饒舌つて仕舞ふ。
    (please add an English translation of this quotation)
  • 1911, 徳冨蘆花, 謀叛論(草稿):
    窘められた嫁が姑になってまた嫁を窘める。
    (please add an English translation of this quotation)
  • 1922, 内藤鳴雪, 鳴雪自叙伝:
    それは私の藩で、一人を数人で窘めることを『たかる』といって、藩士の間にも行われていたが、或る時この警衛の勤番中に新海という者が、常に同輩から憎まれていたから、遂にたかられる事になった。
    (please add an English translation of this quotation)
  • 1929, 渡辺温, 父を失う話:
    そして声だけは殊の外やさしくこう窘めた
    (please add an English translation of this quotation)
  • 1931, 嘉村礒多, 滑川畔にて:
    私は強い羞恥を覺えて、自分を窘めてゐた。
    (please add an English translation of this quotation)
  • 1934, 田中貢太郎, 怪しき旅僧:
    そして、まもなくそれを抜いて鼻を窘めてくさみをするかと思うと、鼻の穴から二三寸ばかりある人形が、蝗の飛ぶようにひょいひょいと飛び出して、二三百ばかりも畳の上に並んだ。
    (please add an English translation of this quotation)
  • 1936, 海野十三, 深夜の市長:
    そういって速水輪太郎は僕を窘めた
    (please add an English translation of this quotation)