User:Cynewulf/links

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  1. Even larger pile of links


 吾輩である名前まだ無い

 どこ生れたとんと見当つかぬ何でも薄暗いじめじめしたニャーニャー泣いていただけ記憶している吾輩ここ始めて人間いうもの見たしかもあと聞くそれ書生いう人間一番獰悪な種族であったそうこの書生いう時々我々捕えて煮て食ういうであるしかしその当時いうなかったから別段恐しい思わなかったただ載せられてスー持ち上げられた何だかフワフワした感じあったばかりである少し落ちついて書生見たいわゆる人間いうもの見始であろうこの妙なもの思った感じでも残っている一毛もって装飾されべきはずつるつるしてまるで薬缶そのだいぶ逢ったこんな片輪一度出会わしたないのみならず真中あまりに突起しているそうしてそのから時々ぷうぷう吹くどうも咽せぽくて弱ったこれ人間飲む煙草いうものであるようやくこの知った

 この書生しばらくよい心持坐っておったしばらくする非常な速力運転し始めた書生動く自分だけ動く分らない無暗に廻る悪くなる到底助からない思っているどさりしてから出たそれまで記憶しているあとやらいくら考え出そうして分らない

 ふと付いて見る書生いないたくさんおった兄弟一疋見えぬ肝心母親さえ姿隠してしまったそのまで違って無暗明るい明いていられぬくらいはてな何でも容子おかしいのそのそ這い出して見る非常痛い吾輩から笹原棄てられたである

 ようやく思いで笹原這い出す向う大きなある吾輩坐ってどうしたらよかろう考えて見た別にこれいう分別出ないしばらくして泣いたら書生また来てくれる考え付いたニャーニャー試みやって見た誰も来ないそのうちさらさら渡って暮れかかる非常に減って来た泣きたくて出ない仕方ない何でもよいから食物あるまであるこう決心してそろりそろり左り廻り始めたどうも非常に苦しいそこ我慢して無理やりに這って行くようやく何となく人間臭い出たここ這入ったらどうにかなる思って竹垣崩れたからとある邸内もぐり込んだ不思議なものもしこの竹垣破れていなかったなら吾輩ついに路傍餓死したかも知れんである一樹よく云ったものこの垣根今日至るまで吾輩隣家三毛訪問する通路なっているさて忍び込んだものこれからどうして善い分らないそのうち暗くなる減る寒さ寒し降って来るいう始末もう一刻猶予出来なくなった仕方ないからとにかく明るくて暖かそうな方へ方へあるいて行くから考えるそのすでに這入っておったここ吾輩書生以外人間再び見るべき機会遭遇したである逢ったおさんであるこれ書生より一層乱暴な吾輩見る否やいきなり頸筋つかんで抛り出したいやこれ駄目思ったからねぶって任せていたしかしひもじい寒いのにどうしても我慢出来ん吾輩再びおさん見て台所這い上ったする間もなくまた投げ出された吾輩投げ出されて這い上り這い上って投げ出され何でも同じ四五繰り返した記憶しているそのおさん云うつくづくいやなったこのおさん三馬偸んでこの返報してやってからやっと下りた吾輩最後つまみ出されようしたときこの主人騒々しいいいながら出て来た下女吾輩ぶら下げて主人向けてこの宿なし小猫いくら出して出して御台所上って来て困りますいう主人黒い撚りながら吾輩しばらく眺めておったやがてそんなら置いてやれいったまま這入ってしまった主人あまり聞かぬ見えた下女口惜しそう吾輩台所抛り出したかくして吾輩ついにこの自分住家極めるしたである